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やっと。

やっと登ってきました。
昨日のお休みに!!

数えてみたら、16日ぶりのお休みで、結構ハイテンションな私は、前日、帰るなり同居の友達に「一緒に登ったりしない??」などと声をかけ、「(その山まで)どれくらいかかるの?」「どれくらい登るの?」「どこにあるの?」という質問にすべて「さぁ・・・」としか答えられず、これで誘うっていうのも、ムリな話だな・・・と思いながら、久々に10キロ走りにでかけ、早めに寝ました。

予定は5時起床、6時出発。
実際は7時半起床、悠長にシーツの洗濯なんかをして9時ちょっと前に出発。
しかも、出発してしばらくしてから、友達も一緒に行きたいというメールが届き、アパートまで戻り、再出発。

雨に降られたり、登山口を探したりして、登りはじめたのが、12時。
丁度、私の腕時計のアラームがなったので・・・
操作の仕方が分からず、いつもけたたましく音がなるたび、12時のアラームなんですと言い訳をしていたのが、初めて役に立ちました。
それでなければ、登り始めの時間も気にしていませんでした。
実際、何合めまであって、何時間かかるかなんてことも知らずに、登り始めたくらいだし・・・

登り始めてしばらく、「お昼ご飯食べていない!!」と気づき、それからはもうお腹が空いたことばかりが気になって、「桃!!梨!!そば!!」なんて叫びながら登っていました。
途中、2合目あたりで友達がリタイアしたときも「上までいかなきゃ、ごはんが食べれないよ」と言ったくらい。最近のカーボローディング(?)が役にたちましたよ。

とにかく、私達の後ろに人がいないのはもちろん、私達の前を歩く人も皆無。
降りてくる人は、山のようにいる状態。
これは、冗談ではなく、日が暮れるかも・・・

こんな、ナメタ登り方をして、帰れなくなった日には、世間様に笑われてしまう・・・と思って、そこからは若干ペースアップ。
3合目では、降りてくる人に、「日がくれちゃいますよね」なんて冗談まじりに聞いてみたら、「どこから登っているの?」と、真剣に答えてくれたので、「下から、12時に登り始めました」、「じゃ、いいペースだから、3時には上にいられるよ」と言われ、そうすると、こちらの答えは「頑張ります!」これしかありません。

そこからも、どうやっても、私以外に登っている人は、見つけられず、別れ道のたびに何度も振り返り、道を記憶し、良さそうな人には「日が暮れませんかね?」なんて話かけ、降りてくる人もいなくなったら、途中でも私も降りようと思いながら、登っていきました。

結局9合目の先に頂上がありました。
ココから20分という看板を見つけてから、約5分。
え??思わず「ココが頂上ですか?」というおかしな質問をしてしまいました。

上は、ガスで景色も見えず、とにかく降りなければ・・・と思い、まずはユメにまで見た「梨」を発見したので、これを買い、トマトをかじり、すぐさま下山。
途中、友達の分の梨!!と思い、再び走って登り、そしてまた慌てて下山。

9合目から8合目が結構な岩場になっていて、ここで、男性に追いつき、やっと生きた心地になり、そこからは気楽に下っていきました。
「この男性曰く、エライ元気な女の子が降りてくるぞ、と思いました」と。

5合目では、友達と合流。
ここのベンチからは、ずっと私が見えていたそうで、その上、降りてくる人達が「あの若い女の子、上まで行けたかね・・・」と話題にしているのも、聞いていたそうです。

結局、頂上についたのが2時15分くらい。
下についたのが時計を見ていないので、不明。

登りきれたことが、第一に嬉しい。
転ばなかったことが、ヨシ!
で、思わぬたくさんの水を呑んだこと。
下りが足にきついこと。
物凄い汗をかくこと。

ナメた登山だったけれど、富士山前にいろんな事が実感できて、良かったです。

そうそう、その山は、岐阜県と滋賀県にまたがる伊吹山という山です。
物凄く身近な山なんですが、下から登ったのは初めてです。
by chikisaru2 | 2006-09-10 11:15
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